書籍紹介 「家族という病」 下重暁子 著

家族という病
下重暁子 著 ISBN978-4-344-98376-2

日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。

一方で「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ「家族とは何か」を提起する。著者自身は、父、母、兄の三人の家族とかかわり合う前に別(死別)れてしまった。多くの人達が、家族を知らないうちに、両親やきょうだいが何を考え感じていたのか確かめぬうちに、別れてしまうのではないかという気がするのだ。

私達は家族を選んで生まれてくることは出来ない。産声をあげた時には、枠は決まっている。その枠の中で家族を演じてみせる。父・母・子供という役割りを家族団欒の名の下に、お互いが、よく知ったふりをし、愛し合っていると思い込む。何でも許せる美しい空間…。そこでは個は埋没し、家族という巨大な生き物と化す。

家族団欒という幻想ではなく、一人ひとりの個人を取り戻すことが、ほんとうの家族を知る近道ではないのか。自分の家族と思うから余計な期待をし、それがストレスになり甘えになる。家族の間に日常的に微風を吹かせておきたい。べったりで相手が見えなくなり、排他的になるなら、家族ぐらいしんどいものはない。独りを知り、孤独感を味わうことではじめて相手の気持ちを推しはかることが出来る。

家族ほど、しんどく、実は一番理解しがたい存在はない!!

2016年9月1日 12:20  カテゴリー:書籍紹介

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