書籍紹介 「人の健康は腸内細菌で決まる」 光岡知足 著

人の健康は腸内細菌で決まる
光岡知足 ISBN 978-4-7741-4576-1

腸が元気であることは、体全体が健康である証拠ですが、そのカギを握っているのがビフィズス菌などの善玉菌です。腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすために最も大事なのが毎日の食事内容。何をどのくらい食べるかによって腸内フローラは良い方向にも悪い方向にも変化します。善玉菌(ビフィズス菌)を増やす食事と逆に悪玉菌(大腸菌、ウェルシュ菌など)を増やしてしまう食事があることも長年の腸内フローラ研究により徐々に明らかになっています。

一方、研究者の立場からすると科学的に正しい知識が十分に広まっているとは言えないのが現状です。例えば、ヨーグルトが体にいい理由。従来の理論ではプロバイオティクスの発想にもとづき「生きた菌」が腸内で増殖し、腸内フローラのバランスが整うと考える。しかし、光岡理論はバイオジェニックスの発想にもとづき、「生きた菌」「死んだ菌」に関係なく菌体成分が腸管免疫を刺激し、腸内フローラのバランスを整え、さらに生体ホメオスタシスを整え、全身の機能性を高めると考える。

本書は、このようなメカニズムをひも解くことで、腸の健康のみならず、生体そのものを活性化させ、健康長寿をもたらすための生き方や食べ方を指南する決定版です。

2012年7月26日 8:10  カテゴリー:書籍紹介

書籍紹介 「カラダの声をきく健康学」 北村昌陽 著

カラダの声をきく健康学
北村昌陽 ISBN978-4-00-025809-8

今の世の中は、健康や生活に役立ちそうな情報が、テレビや雑誌、インターネット、口コミなどを通じて山ほど出回っています。でも、びゅんびゅん飛び交う情報に気を取られ過ぎて意識がそちらばかりを向いた「頭でっかち」な状態になると、体の内側からそっと、正解をささやいてくれる「体の声」を見逃してしまう。今、私たちの身の上には、そんな現象が起きているのではないでしょうか。

例えば、「肩凝り」や「あくび」「便意」といった体の声に対する感覚が鈍ると、自分が鈍っていること自体に気づかなくなっています。「肩凝り」は血の巡りが局所的に悪くなっていることのサインで「血液が滞っていますよ」と体が知らせてくれています。「あくび」は緊張をゆるめようと体が発する天然のストレッチ。日々の生活で、疲れやストレスがたっまた体をゆるめるのに最適です。しかし、「あくび」がなかなかすんなりと出ない人が増えています。「あくびが出ない人たち」は体は硬く緊張し、特に後頭部や首の後ろ、背中や腰まわりなどが、強く固まっていることが多い。「便意」は排泄という体の最も基本的なメカニズムですが、せっかく体が発した便意というメッセージを長年にわたって抑え続け、わざわざ鈍い体を作り上げている。

本書は20人あまりの専門家の言葉を紹介しているため、科学の言葉と体で感じる実感で隔たりがあるように思えますが「体の声をきくことの大切さ」という点では共通しています。そこで、隔たりが広く埋められない領域があるのを承知の上で、専門家たちが伝えてくれた言葉を著者なりの考察でつなぎながら「体の声をきく」というテーマを中心に本書はまとめられています。

2012年7月19日 10:27  カテゴリー:書籍紹介

書籍紹介 「食の堕落と日本人」 小泉武夫 著

食の堕落と日本人
小泉武夫 ISBN978-4-492-05924-1

食の堕落が国を滅ぼす。絶望的、驚異的なスピードで変化してきた日本人の食生活。日本食の本質を忘れた日本人はどこまで堕ちるのか。本書では「味覚人飛行物体」、「発酵仮面」などの異名を持つ著者による痛快食文化論が展開されている。例えば、こんな食の乱れが日本を堕落させているとして以下の4項目をあげ、伝統的な日本食がニッポンを救うと主張する。

(1)切れる原因は食生活にあり
同じ状況におかれても、切れる人と切れない人がいる。両者はどこで分けられるのだろうか。もちろん環境ホルモンやストレスなど様々な要素はあるが、著者はその大きな原因の1つは食べ物にあると見ている。

(2)魚が焼けない団地生活
東京近郊には入居者が「魚はいっさい焼かない」という自治会の決まりを受け入れている団地があるという。焼いた魚を食べたい人は、その団地近くに車の荷台で魚を焼いてくれる魚屋がやって来るので、そこで焼いてもらう。

(3)乱れている日本人の酒文化
今日の日本酒の衰退は消費者だけでなく生産者にも責任がある。例えば、利益を上げることばかり考えている大手の酒造会社は、原料の米を半分にして酒を造っている。

(4)噛むことを忘れた日本人
今日の日本人は噛むことが非常に少なくなってしまった。そこで、子供は歯並びが悪くなったり、頭頚部の筋肉が弱く神経系の働きが悪くなり、言葉の発達や脳の発達が遅れる。大人も同様でよく噛まない人は筋肉や神経の働きが悪く病気にかかりやすくなったり不安愁訴で悩んだりする。

2012年7月12日 10:16  カテゴリー:書籍紹介

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