書籍紹介 「病気になりやすい“性格”」 辻 一郎 著 

病気になりやすい「性格」
辻 一郎 著 ISBN978-4-02-273342-9

「病気は気から」という言葉があるくらい、私たちの「こころ」と「からだ」は密接に関連しあっている。実際、心理的なストレスが引き金となって、さまざまな病気が起こる。まさに「ストレスは万病のもと」なのである。しかし、「こころ」と「からだ」のつながりは、実はそれだけではない。生きがいや人生観・意欲、そして性格といった一般的な心理要因が、健康と病気そして寿命に大きな影響をおよぼしていることが、最近の研究で分かってきている。そこで、本書では、性格が病気と寿命におよぼす影響について考え、現代人がもっとも多く罹っている4つの病気ー肥満、心筋梗塞、がん、認知症ーについて性格がどのように関係しているか、著者の研究室(東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野)が行っている5万人調査で分かったこと、さらに国内外の研究成果を幅広く紹介しています。

どうして性格と病気が関係するのだろうか?
一つは、ストレスが「からだ」に伝わると、自律神経系の働きや免疫機能に変化が生じ、そのために病気が起こりやすくなる。一方、ストレスの受け止め方(対処のしかた)には個人差が大きい。その違いを生み出しているのが「性格」である。

もう一つのメカニズムは、性格はその人の健康習慣(喫煙、運動、健診の受診)や日常活動(趣味や社会活動の頻度など)を決める要因である。そして、健康習慣や日常活動は「からだ」の健康に大きく影響をおよぼす。だから病気になりやすい性格がある。具体的には肥満は外向的性格の人でストレスでさらに太る。そして、肥満は家族や友人などに伝染する。心筋梗塞は出世意欲や競争心が強く、せっかちな人。がんは性格との明らかな関係はない。さらに、認知症は中年期に無口でがんこ、非社交的性格の人が罹りやすい。

そこで、著者は性格を変えて、できるだけ病気にならない秘訣もやさしく伝授しています。

2013年7月4日 9:10  カテゴリー:書籍紹介

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