書籍紹介「脳内麻薬」 中野信子 著

脳内麻薬
中野信子 著 ISBN978-4-344-98335-9

食欲や性欲など、生物的な欲求を満たすこと、また、アルコールやタバコ、麻薬や覚醒剤など特定の物質を摂取すること、さらには、買い物やギャンブル、コンピューターゲームやSNS、チャットなど趣味的なものに「ハマル」ことなどを人間はなぜ、やめる事ができないのでしょうか。

それは、中脳から放出される“脳内麻薬”ドーパミンが「快感」を司る脳の各部位を巧みに刺激しているからである。コカインや覚醒剤は、この脳内回路「報酬系」を誤作動させて過剰な快楽を与え、依存症を招くものである。だが、このドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど「真っ当な喜び」を感じる時も大量に放出されている。これは、一体どういう事なのでしょう。

ご存じのように、ヒトという生き物は大脳新皮質、つまり「ものを考える脳」を発達させる事で繁殖に成功してきました。狩をしたり、植物の実を食べたり、繁殖期に異性を見つけて交尾したり、今を生きるために必要な事なら他の動物にもできます。ところが、ヒトという種は遠い将来の事を見据えて作物を育てたり、家を建てたり、さらには村や国を作り、ついには何の役に立つのか分からない科学や芸術といった事に懸命に力を注ぐ様な生物です。

そういった、一見、役に立つかどうか分からなそうな物事に大脳新皮質を駆使する事で結果的に自然の脅威を克服し、進化してきた動物がヒトであるともいえます。こうした知能的行動は「目の前の餌を食べたい」という欲求と、時にぶつかり合います。その葛藤を克服するために、ヒトの脳は快楽物質という「ご褒美」を用意し、遠い目標に向けて頑張っている時に、それが分泌される仕組みを築き上げたのではないでしょうか。つまり、快楽とはヒトの目的を達成するための妨げになるのではなく、原始時代からヒトの脳が用意した「頑張っている自分へのご褒美」なのです。

本書では、この、ご褒美とその源になっている化学物質(脳内麻薬)の働きについて、様々な事例を交えて解説しています。

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2014年5月1日 9:02  カテゴリー:書籍紹介

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