書籍紹介 「医者の世話にならない生きかた」 渥美和彦 著

医者の世話にならない生きかた
渥美和彦 著 ISBN978-4-478-02307-5

著者は、最先端の医療を施せば、患者さんを救うことができるとの思いで、半世紀以上ものあいだ医者・医学者として走り続けてきました。心臓の病気を治そうと、世界に先がけて人工心臓を作り、苦痛の少ない手術をしようとレーザー治療にも取り組みました。でも、ある時気づいたのです。最先端の医療だけでは、患者さんを救うことができないと。

人は実に色々な不調が体に生じて病院に行くことになります。ところが、病院に行けばすべてが解決するかといえば、決してそうではありません。体の不調を訴えて病院に行っても、スッキリよくなる場合などあまりなく、病院や医者に対して不満を抱いている方が少なからずいます。問題は本来、医者の世話にならずに済むことまで、医者の世話になっている点にあります。一般的に病院で行われている医療(近代西洋医学)は、決して万能ではなく、できることもあれば、できないこともある。得意なこともあれば、不得意なこともあります。確かに、科学技術が発展して、それまで不可能とされてきたことが出来るようになり、その技術は今もますます向上しています。

しかし、その今の医療には次の2つの限界があると著者はいいます。
1.一人ひとりを診られない
2.体全体を診られない
詳しくは本書を読んでいただくとしますが、病院や医者に対する不満は、実は、この「限界」に原因があると考えています。ですから「医者が何でも治してくれるだろう」「病院に行けば、スッキリ治るだろう」と考えるのは、やめるべきです。それでは、どうすればいいのか、それは、次の3点を頭に入れたうえで、皆さん一人ひとりが自分の体を養うべきである。

1.「病院でできること」と「病院でできないこと」を知り、
2.「医者に任せること」と「医者に任せないこと」を見きわめ、
3.できる限り、自分で自分の面倒を見る

本書は漫画家・手塚治虫氏と中学時代の同級生で「鉄腕アトム」に登場する「お茶の水博士」のモデルとなった著者が、医者・医学者として60年、最後にたどりついた生きかたが示しています。

2013年6月6日 8:51  カテゴリー:書籍紹介

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